皆様のパン作り応援します。
SAKU(@saku_papa.homemade)です。
この記事は
あの国民的アニメに登場するパンを再現
ふわふわ白パン
の作り方について解説します。
![焼き上がった白パンを正面から見た写真](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/02/e6c40d615bc5d0eb0c59e3dbe056f781-1024x585.jpeg)
アニメ内で
ハイジが食べていたパン♪
- どうやってあの形を作るの?
- どうやって白く焼くの?
- ハイジと同じパンが食べたいよ〜
といった悩みを持つ
パン作りにおいて未経験者と初心者の皆様に向けた記事となっています。
一見、難しそうに見える成型ですが
実は..
なので
パン作り未経験者の方にもオススメなレシピです。
白パンの成型方法は
驚くほど簡単
でも
綺麗にあの形で焼き上げるためのポイントが
少〜しだけあるので
それも今回丁寧に解説していきますね。
味に関しては
ハイジがおじいさんと食べていたような、食事のスープにも合うように
クセのないシンプルな味になっています。
- スープに浸しても
- ジャムを塗っても
美味しく食べられるテーブルブレッドレシピに仕上がりました。
私はシチューに浸して食べるのが好き
今回は
かんたん成型で、あのアニメのパンを再現!!
- ふわふわ白パンの作り方を
- 写真52枚を用いて
- パン作り未経験者にも
分かりやすいように解説します。
ハイジの白パンを再現しよう!!
使用する道具
今回の
ふわふわ白パンを作るために使用する道具はこちらです。
デジタルスケール |
カード(スケッパー) |
ゴムヘラ (手捏ねの場合) |
ボウル (手捏ねの場合) |
ホームベーカリー (生地作りをお任せする場合) |
捏ね台 (無い場合はキッチン等の作業台) |
めん棒 |
オーブンシート(クッキングシート) |
ミトン |
オーブンレンジ |
ケーキクーラー |
パン作りに使用する基本道具の特徴やその使い方については
こちらの記事をどうぞ。
![パン作りの基本道具アイキャッチ画像](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/01/99be5fa3553d4897acde0fff958df0c2-2-320x180.png)
私が愛用している道具も
この記事で紹介しています♪
使用する材料
今回の
ふわふわ白パンを作るために使用する材料はこちらです。
強力粉 | 200g |
砂糖 | 8g |
塩 | 3g |
インスタントドライイースト | 3g |
無塩バター | 16g |
スキムミルク | 16g |
水 | 128g |
パン作りに使用する基本材料の特徴やその役割については
こちらの記事をどうぞ。
![パン作りの基本材料アイキャッチ画像](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/01/8acb7e0d96ff8846d43ec31771da5379-320x180.png)
私が愛用している材料も
この記事で紹介しています♪
パン生地作り(一次発酵まで)
①材料を計量する
デジタルスケールを使用して各材料を正確に計量します。
失敗を防ぐためにも材料は正確に計量してください
![白パンの材料7種類を並べた写真](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/02/ab7507abf68020eb5c46ec553a949703-2-1024x585.jpeg)
②生地をこねる
①で計量した材料を混ぜ合わせて、生地をこねます。
手ごねの場合
ボウルに材料5種類(強力粉・砂糖・塩・インスタントドライイースト・スキムミルク)を入れて、ヘラやカードで全体をかき混ぜます。
次に材料2種類(全卵・水)を加えて、粉気がなくなるまでヘラでよく混ぜ、ひとまとまりにします。
強力粉 | 160g |
砂糖 | 13g |
塩 | 3g |
インスタントドライイースト | 3g |
スキムミルク | 13g |
全卵 | 24g |
水 | 85g |
その後の
手ごねの手順については
こちらの記事を見てください。
![パン生地こね方アイキャッチ画像](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/02/d84bf268ea3d31df97ae37cda55fef24-320x180.jpg)
ホームベーカリー使用の場合
ホームベーカリーに材料8種類を入れます。
強力粉 | 160g |
砂糖 | 13g |
塩 | 3g |
インスタントドライイースト | 3g |
無塩バター | 16g |
スキムミルク | 13g |
全卵 | 24g |
水 | 85g |
パン生地メニューを選択して、一次発酵までお任せします。
ホームベーカリーの使用方法に関しては、各製品の取扱説明書を参照してください
当ブログ(私)はホームベーカリーを活用したパン生地作りをオススメしています。
その理由に関しては、こちらの記事をどうぞ。私の愛用ホームベーカリーも紹介していますよ。
![ホームベーカリーおすすめの使い方アイキャッチ画像](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/04/c3f87ecfda387ea91fe933efdf50e727-320x180.png)
③一次発酵
イーストによるアルコール発酵を促進させて、生地を膨らませます。
同時にパン特有の香りや風味を生み出します。
手捏ねの場合
一次発酵の手順についてはこちらの記事を見てください。
写真を用いて分かりやすく解説しています。
![パン生地こね方アイキャッチ画像](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/02/d84bf268ea3d31df97ae37cda55fef24-320x180.jpg)
ホームベーカリー使用の場合
ホームベーカリーのパン生地メニューで、一次発酵はお任せです。
成型
④生地を捏ね台に出してガスを抜く
生地を少量の打ち粉(強力粉)をした捏ね台に優しく出し
両手で軽く数回押さえて、生地内のガスを抜きます。
生地表面を荒らさないように、カードを用いつつ
ボウルやホームベーカリーのパンケースから出してください
![一次発酵後の生地を出してガス抜きをする工程の写真](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/02/1209306f4905e2b344d766d9b2aa0817-1024x585.jpeg)
⑤生地を丸めて全量を計量する
生地を両手で持ち上げ
生地の端を軽く底面に入れ込むように回転させながら、丸く形を整えます。
丸く整った生地をデジタルスケールに乗せて、生地の全量を計量します。
生地全量の重さを1/6して、1個分の重さを計算します。
![ガス抜きした生地を丸めて計量する工程の写真](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/02/b72eead39dde31ab9a4eb5992ec00e7d-1-1024x585.jpeg)
⑥生地を6分割する
生地を捏ね台に移して、軽く押さえて厚みを整え
カードを用いて、目分量で6分割の印を付けます。
1個分を切り取ってデジタルスケールに乗せて、⑤で計算した1個分の重さになるように調整します。
![計量した生地を6分割する工程の写真](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/02/88f142f7fc021aa236658f590a63c749-1-1024x585.jpeg)
⑦丸める−1
分割した生地のきれいな面を上にして、軽く上から押さえてガスを抜きます。
手を写真のように生地を包み込むような形状にします。
マークしてある部分を捏ね台に接着させるように、生地を手のひらで包み込みます。
![分割した生地を手で包みこんで丸める工程の写真](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/02/6a5c69cdd8f3a559ce0290e1195ad4f6-1-1024x585.jpeg)
⑧丸める−2
捏ね台と手は接着したまま
- 右手の場合は反時計回り
- 左手の場合は時計回り
に円を描くように動かして
生地表面を張らせるように手の中で転がしながら丸めます。
生地の端の断面を底面に入れ込んで
生地のきれいな表面部分を引っ張って伸ばし
全体に覆わせるようなイメージ
丸くなったら、底面の生地が集まった部分をつまんで綴じます。
![手をこね台の上て回転させて包みこんだ生地を丸める工程の写真](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/02/49353b9831c77e77d75b258227e311b5-1-1024x585.jpeg)
⑨丸める−3
⑦⑧の方法が難しい場合
分割した生地のきれいな面を上にして、軽く上から押さえてガスを抜きます。
手のひらにきれいな面を下にして生地を乗せ、生地表面が張るように端の断面を生地中心に集め、生地が集まった部分をつまんで綴じます。
この写真は基本の丸パン作りの際のものです
![生地の端を中心に集めて丸める工程の写真](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/02/a48bd77379da29f30842ae4b82d82626-1024x585.jpeg)
⑩ベンチタイム(生地を休ませる)
固く絞った濡れ布巾を生地に被せて15分間休ませます。
生地を休ませることで、張った生地が緩んで、成型しやすくなります。
![丸めた生地に濡れ布巾を被せて生地を休ませる工程の写真](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/02/3916e6e33d9f4fad9c40b5147bbafd03-1-1024x585.jpeg)
⑪丸める
ベンチタイム後の生地を軽く上から押さえてガスを抜き
⑦⑧⑨と同様に、生地表面が張るように丸め直して
生地が集まった部分はしっかりとつまんで綴じます。
![休ませた生地を丸め直す工程の写真](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/02/d3e1f67bb48a00b1d1e9fff036e851dc-1024x585.jpeg)
⑫生地中心をめん棒で押し込む-1
丸め直した生地表面に軽く打ち粉をして、めん棒にも打ち粉をします。
めん棒に生地が張り付かないようにするための打ち粉
![丸め直した生地とめん棒に打ち粉をする工程の写真](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/02/40e59d622580b1039e654451c659ce45-1024x585.jpeg)
⑬生地中心をめん棒で押し込む-2
生地の中心にめん棒を置いて、上からめん棒をギュッと生地に押し込みます。
生地が透けて向こうが見えるくらい強く押し込んでOK
生地にめん棒をギュッと押し込むことが
第1の重要ポイント!!
![めん棒で丸めた生地中心を押し込む工程の写真](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/02/eff6c3a7d8b7d2bcd11b54aac2782ccf-1024x585.jpeg)
⑭生地中心をめん棒で押し込む-3
めん棒を取り除き、生地をカードで優しくこね台から剥がして
生地が薄くなった部分がしっかりと広がるように、オーブンシートを敷いた天板に並べます。
破れないように優しく生地を移動させてください
![めん棒で押し込んだ生地をこね台から剥がして天板に並べる工程の写真](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/02/7e78b3575bec1c2fa14b1d9b94bc80a8-1024x585.jpeg)
二次発酵・焼成
⑮二次発酵
生地にラップをふんわりと乗せ
その上から固く絞った濡れ布巾を被せて
オーブン発酵機能40℃(35℃でも可)で約1.5倍にぷっくりと膨らむまで二次発酵させます(約20分〜)。
- 時間はあくまで目安なので、こまめに発酵具合を見てください
- 発酵させすぎると割れ目がなくなってしまうので
写真程度の発酵具合でオーブンへ入れてください(割れ目がしっかりと残っている)
二次発酵させすぎないことが
第2の重要ポイント!!
![天板に並べた生地を二次発酵させる工程の写真](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/02/631064f86fb971a8b398f02493a4cb5c-1024x585.jpeg)
⑯焼成−1
オーブンを150℃で予熱します。
二次発酵後の生地表面に、茶こしで強力粉(分量外)を振りかけます。
![二次発酵後の生地に強力粉を振りかける工程の写真](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/02/b8a238e49c99e8fca4263be108a8957c-1024x585.jpeg)
⑰焼成−2
⑯で150℃に予熱したオーブンで12分焼き
オーブンから出して、すぐにケーキクーラーに移して冷まします。
- 設定温度や焼き時間はご家庭のオーブンの性能に合わせて調節してください
- 通常より低温でじっくり焼き上げることにより白く焼き上がります
低温で焼き上げることが
第3の重要ポイント!!
![二次発酵後の生地を150度のオーブンで焼く工程の写真](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/02/af42c6fdc2e3e6132342dfc5b11bc082-1024x585.jpeg)
私のオーブンに対する考え方は、こちらの記事をどうぞ。
![パン作りの基本道具アイキャッチ画像](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/01/99be5fa3553d4897acde0fff958df0c2-2-320x180.png)
⑱完成
ふわふわ白パンの完成です。
![焼き上がった白パンを正面から見た写真](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/02/e6c40d615bc5d0eb0c59e3dbe056f781-1024x585.jpeg)
白パン作りにおける3つの重要ポイント
- 生地にめん棒をギュッと押し込む
- 二次発酵させすぎない
- 低温で焼き上げる
この3つの重要ポイントを意識すると
ぷっくりとした可愛い白い山が2つのふわふわ白パンが焼けると思います。
![焼き上がった白パンを割った写真](https://www.sakuttopanblog.com/wp-content/uploads/2024/02/97be28024e6e06f703bde6cd1ff7e5c0-2-1024x585.jpeg)
シンプルな味なので
食事にもおやつにも合う万能なテーブルブレッドです。
朝食のコーンスープに
浸して食べるのが好き
まとめ:『アニメに登場するパンを再現!ふわふわ白パン』の作り方
振り返るとこんな感じ
デジタルスケール |
カード(スケッパー) |
ゴムヘラ (手捏ねの場合) |
ボウル (手捏ねの場合) |
ホームベーカリー (生地作りをお任せする場合) |
捏ね台 (無い場合はキッチン等の作業台) |
めん棒 |
オーブンシート(クッキングシート) |
ミトン |
オーブンレンジ |
ケーキクーラー |
強力粉 | 200g |
砂糖 | 8g |
塩 | 3g |
インスタントドライイースト | 3g |
無塩バター | 16g |
スキムミルク | 16g |
水 | 128g |
①材料を計量する
デジタルスケールを使用して各材料を正確に計量する
②生地をこねる
手ごねの場合はこちらを参照
ホームベーカリーの場合は材料7種を入れて生地モード使用
③一次発酵
手ごねの場合はこちらを参照
ホームベーカリーの場合は生地モードにおまかせ
④生地を捏ね台に出してガスを抜く
生地を捏ね台に優しく出し
両手で軽く数回押さえて、生地内のガスを抜く
⑤生地を丸めて全量を計量する
生地の形を丸く整え計量し、全量を1/6して1個分の重さを計算する
⑥生地を6分割する
生地を軽く押さえて厚みを整え
⑤で計算した1個分の重さになるように計量しつつ6分割する
⑦丸める−1
生地を軽く上から押さえてガスを抜き
生地を包み込むように手を捏ね台に接着させる
⑧丸める−2
手の形はそのままに円を描くように動かして
生地表面を張らせるように手の中で転がしながら丸め
生地が集まった底の部分をつまんで綴じる
⑨丸める−3
⑦⑧の方法が難しい場合
手のひらに生地を乗せ
生地の端を中心に集め、生地が集まった部分をつまんで綴じる
⑩ベンチタイム(生地を休ませる)
固く絞った濡れ布巾を被せて15分間休ませる
⑪丸める
ベンチタイム後の生地を軽く上から押さえてガスを抜き
⑦⑧⑨と同様の手順で丸め直す
⑫生地中心をめん棒で押し込む-1
丸め直した生地表面とめん棒にも打ち粉をする
⑬生地中心をめん棒で押し込む-2
生地の中心をめん棒でギュッと押し込む
*ポイント1(生地にめん棒をギュッと押し込む)
⑭生地中心をめん棒で押し込む-3
生地が薄くなった部分をしっかりと広げつつ
オーブンシートを敷いた天板に優しく並べる
⑮二次発酵
ラップと固く絞った濡れ布巾を被せて
オーブン発酵機能40℃(35℃でも可)で
割れ目がなくならない程度に二次発酵させる(約20分〜)
*ポイント2(二次発酵させすぎない)
⑯焼成−1
オーブンを150℃で予熱し
生地表面に茶こしで強力粉(分量外)を振りかけ
⑰焼成−2
150℃に予熱したオーブンで12分焼き
ケーキクーラーに移して冷ます
*ポイント3(低温で焼き上げる)
⑱完成
ふわふわ白パンの完成
今回、私の経験談をもとに
ふわふわ白パンの作り方について紹介させていただきました。
皆様のご参考になればうれしいです