皆様のパン作り応援します!!
SAKUです。
- 40歳手前の2児のパパ
- 2021.9〜独学でパン作りスタート
- 初心者向け簡単パンレシピを、Instagram(@saku_papa.homemade)で発信中
この記事は
いろいろ挟んで美味しい
ふわふわコッペパン
の作り方について解説します。
今回の記事は
- ふわふわなコッペパンが焼きたい
- シュッとした綺麗な形のコッペパンを焼きたい
- いろいろ挟めるシンプルなコッペパンレシピを知りたい
といった悩みを持つ
パン作り未経験者と初心者の皆様の手助けとなる記事となっていますので、是非とも最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
ふわふわで綺麗なコッペパンが作れちゃいます
このコッペパンは
皆様に『好きな具材をたっぷり挟んで、口いっぱいに頬張っていただきたい』という私の願いから
- 甘い系(ジャム、あんこ、ホイップクリームなど)
- 惣菜系(焼きそば、コロッケ、卵サラダなど)
どちらを挟んでも美味しく食べられるように、シンプルかつ飽きのこない味に仕上げてあります。
さらに
味は良いけど焼き上がりが不格好..
なんてことにならないように、以前紹介した
クッキングシートで作るコッペパン型
を使用して
お手軽にシュッと格好良いコッペパンを焼いていくので安心してくださいね。
では今回は
いろいろ挟んで美味しい
- ふわふわコッペパンの作り方を
- 写真56枚を用いて
- パン作り未経験者にも
分かりやすいように解説します。
焼きたてコッペパンに
好きな具材挟んじゃおう〜♪
使用する道具
今回の
コッペパンを作るために使用する道具はこちらです。
デジタルスケール (0.1g単位で計量可能な製品がおすすめ) |
カード(スケッパー) |
ゴムヘラ (手捏ねの場合) |
ボウル (手捏ねの場合) |
ホームベーカリー (生地作りをお任せする場合) |
捏ね台 (無い場合はキッチン等の作業台) |
めん棒 |
刷毛 |
クッキングシートで作るコッペパン型 |
ミトン |
オーブンレンジ |
ケーキクーラー |
パン作りに使用する基本道具の特徴やその使い方については
こちらの記事をどうぞ。
私が愛用している道具も
この記事で紹介しています♪
使用する材料
今回の
コッペパンを作るために使用する材料はこちらです。
強力粉 | 210g |
砂糖 | 15g |
塩 | 3g |
インスタントドライイースト | 3g |
無塩バター | 20g |
全卵 | 30g |
牛乳 | 50g |
水 | 67g |
全卵(艶出しに塗る用) | 適量 |
パン作りに使用する基本材料の特徴やその役割については
こちらの記事をどうぞ。
私が愛用している材料も
この記事で紹介しています♪
パン生地作り(一次発酵まで)
①材料を計量する
デジタルスケールを使用してコッペパン材料を正確に計量します。
失敗を防ぐためにも材料は正確に計量してください
(デジタルスケールは0.1g単位で計量可能な製品がおすすめです)
②生地をこねる
①で計量した材料を混ぜ合わせて、生地をこねます。
手ごねの場合
ボウルに材料4種類(強力粉210g・砂糖15g・塩3g・インスタントドライイースト3g)を入れて、ヘラやカードで全体をかき混ぜます。
次に材料3種類(全卵30g・牛乳50g・水67g)を加えて、粉気がなくなるまでヘラでよく混ぜ、ひとかたまりにします。
強力粉 | 210g |
砂糖 | 15g |
塩 | 3g |
インスタントドライイースト | 3g |
全卵 | 30g |
牛乳 | 50g |
水 | 67g |
その後の
コッペパンの手ごねの手順については
こちらの記事を見てください。
ホームベーカリー使用の場合
ホームベーカリーに材料8種類(強力粉210g・砂糖15g・塩3g・インスタントドライイースト3g・無塩バター20g・全卵30g・牛乳50g・水67g)を入れます。
強力粉 | 210g |
砂糖 | 15g |
塩 | 3g |
インスタントドライイースト | 3g |
無塩バター | 20g |
全卵 | 30g |
牛乳 | 50g |
水 | 67g |
パン生地コースを選択して、一次発酵までお任せします。
ホームベーカリーの使用方法に関しては、各製品の取扱説明書を参照してください
(各製品ごとに材料をパンケースに入れる順番など異なる場合があります)
③一次発酵
イーストによるアルコール発酵を促進させて、生地を膨らませます。パン特有の風味も生み出される大切な工程です。
手捏ねの場合
オーブン発酵機能35℃で生地の大きさが約2倍になるまで二次発酵させます。
ホームベーカリー使用の場合
ホームベーカリーのパン生地モードで、一次発酵はお任せです。
成型
④生地を捏ね台に出してガスを抜く
生地を少量の打ち粉(強力粉)をした捏ね台に、ボウルやホームベーカリーのパンケースから生地を優しく出します。その後、両手で生地を軽く数回押さえて、生地内のガスを抜きます。
生地表面を荒らさないようにカードを用いつつ、ボウルやホームベーカリーのパンケースから出してください
⑤生地を丸めて全量を計量する
生地を両手で持ち上げ、生地の端を軽く底面に入れ込むように回転させながら丸めます。丸く整った生地をデジタルスケールに乗せて、全量を計量します。均等に分割するために、生地全量の重さを1/5して、1個分の重さを計算します。
⑥生地を5分割する
生地を捏ね台に移して、軽く押さえて厚みを整え、カードで5分割の印を付けます。1個分を切り取ってデジタルスケールに乗せて、⑤で計算した1個分の重さになるように調整しながら分割します。
⑦丸める−1
分割した生地の断面以外のきれいな面を上にして、軽く押さえてガスを抜きます。手を写真のように生地を包み込むような形状にします。マークしてある部分を捏ね台に接着させるように、生地を手で包み込みます。
⑧丸める−2
捏ね台と手は接着したまま
- 右手→反時計回り
- 左手→時計回り
に円を描くように動かして、生地表面を張らせるように手の中で転がしながら丸めます。
生地の端を親指の腹で底面に入れ込んで、きれいな表面部分を引っ張って伸ばし、全体に覆わせるようなイメージ
丸くなったら、底面の生地が集まった部分を軽くつまみます。
⑨丸める−3
⑦⑧の方法が難しい場合
分割した生地の断面以外のきれいな面を上にして、軽く押さえてガスを抜きます。
手の平にきれいな面を下にした生地を乗せ、生地表面が張るように端の断面を中心に集めます。最後に生地が集まった部分をつまんで丸く形を整えます。
⑩ベンチタイム(生地を休ませる)
固く絞った濡れ布巾を生地に被せて15分間休ませます。生地を休ませることで、丸める際に張った生地表面が少し緩んで、成型しやすくなります。
⑪生地を伸ばす
ベンチタイム後の生地の綴じ目を上にして、めん棒で縦10㎝×横15㎝に伸ばします。
⑫生地を棒状にする-1
⑪で伸ばした生地を、中心が少し重なるくらいに三つ折りし、重なった部分は指先で少し押し込みます。
⑬生地を棒状にする-2
生地の中心に向かって上下の生地をつまんで、くっつけながら綴じます。綴じ目をしっかりとつまみ、棒状にします。
上下の生地をつまんでくっつける際、中の空気を外に押し出すようなイメージで端から端へ生地同士をつまんでくっつけてください
⑭型に生地を入れる
⑬で棒状にした生地を軽く転がして形を整え、コッペパン型に綴じ目が下になるように入れて、天板に並べます。
コッペパン型に生地を入れる際は、生地がまっすぐになるように入れてください
二次発酵・焼成
⑮二次発酵
生地にラップをふんわりと乗せ、その上から固く絞った濡れ布巾を被せて、オーブン発酵機能40℃(35℃でも可)で約1.5〜2倍にぷっくりと膨らむまで二次発酵させます(約20分〜)。
時間はあくまで目安なので、こまめに発酵具合を見てください
(生地の状態や気温で二次発酵に必要な時間は変化します)
⑯焼成−1
オーブンを200℃で予熱します。
二次発酵後の生地表面に刷毛で全卵(生地に使った余り)を優しく薄く塗ります。
全卵を厚く塗りすぎると、焼き上がった生地表面が固くなるので注意してください
⑰焼成−2
⑯で200℃に予熱したオーブンで12分焼き
オーブンから出してすぐに、ケーキクーラーに移して冷まします。
設定温度や焼き時間はご家庭のオーブンの性能に合わせて調節してください
私の今までのオーブンとの付き合い方や愛用中のオーブンについては、こちらの記事をどうぞ。
⑱完成
コッペパンの完成です。
綺麗な形のコッペパンを、パン作り未経験者・初心者の方でも出来るだけ簡単に作れるように、このレシピを考えました。
パン自体はシンプルな味なので『甘い系or惣菜系』どちらを挟んでも楽しめると思いますよ。
やっぱり私は焼きそばパン♪
まとめ:『ふわふわコッペパン』の作り方
振り返るとこんな感じ
デジタルスケール |
カード(スケッパー) |
ゴムヘラ (手捏ねの場合) |
ボウル (手捏ねの場合) |
ホームベーカリー (生地作りをお任せする場合) |
捏ね台 (無い場合はキッチン等の作業台) |
めん棒 |
刷毛 |
クッキングシートで作るコッペパン型 |
ミトン |
オーブンレンジ |
ケーキクーラー |
強力粉 | 210g |
砂糖 | 15g |
塩 | 3g |
インスタントドライイースト | 3g |
無塩バター | 20g |
全卵 | 30g |
牛乳 | 50g |
水 | 67g |
全卵(艶出しに塗る用) | 適量 |
①材料を計量する
デジタルスケールを使用して材料を正確に計量する
②生地をこねる
手ごねの場合はこちらを参照
ホームベーカリーに生地作りをおまかせする場合は
材料8種を入れて生地作りコースを使用する
③一次発酵
オーブン発酵機能35℃で生地の大きさが2倍になるまで一次発酵させる
手ごねの場合の一次発酵の手順詳細はこちらを参照
ホームベーカリーの場合は生地作りコースにおまかせ
④生地を捏ね台に出してガスを抜く
生地を捏ね台にカードを用いて優しく出し
両手で軽く数回押さえて、生地内のガスを抜く
⑤生地を丸めて全量を計量する
生地の形を丸く整え、生地全量を計量する
全量を1/5して1個分の重さを計算する
⑥生地を5分割する
生地を軽く押さえて厚みを整え
カードで5分割の目安をつけて
⑤で計算した1個分の重さになるように計量しつつ5分割する
⑦丸める−1
生地のきれいな面を上にして置いて
軽く上から押さえてガスを抜く
生地を優しく包み込むように手を生地に被せて、手と捏ね台を接着させる
⑧丸める−2
手の形はそのままに円を描くように動かして
きれいな生地表面を張らせるように手の中で転がしながら丸める
最後に生地が集まった底の部分をつまんで綴じる
⑨丸める−3
⑦⑧の方法が難しい場合
手のひらに生地を乗せ、生地表面を張らせるように端を中心に集め、生地が集まった中心部分をつまんで綴じる
⑩ベンチタイム(生地を休ませる)
固く絞った濡れ布巾を丸めた生地に被せて15分間休ませる
⑪生地を伸ばす
生地の綴じ目を上にして
めん棒で縦10㎝×横15㎝に伸ばす
⑫生地を棒状にする-1
中心が少し重なるくらいに三つ折りにする
⑬生地を棒状にする-2
生地の中心に向かって上下の生地をくっつけて棒状にする
⑭型に生地を入れる
コッペパン型に綴じ目が下になるように入れて天板に並べる
⑮二次発酵
ラップと固く絞った濡れ布巾を被せて
オーブン発酵機能40℃(35℃でも可)で
ぷっくりと膨らむまで二次発酵させる(約20分〜)
⑯焼成−1
オーブンを200℃で予熱し
生地表面に刷毛で全卵を優しく薄く塗る
⑰焼成−2
200℃に予熱したオーブンで12分焼き
ケーキクーラーに移して冷ます
⑱完成
コッペパンの完成
今回、私の経験をもとに
コッペパンの作り方について紹介させていただきました。
皆様のご参考になればうれしいです